メッセージ
このたびは、『介護で会社を辞める前に読む本』をご購入いただきまして、誠にありがとうございます。
「はじめに」と「おわりに」にも書かせていただきましたが、私は、介護のためにご自分の生活や夢を犠牲にするのではなく、世の中の高齢者を元気にし、日本を元気にする、“リハビリ介護”という方法があることを知っていただきたくて、その思いをこの本に込めました。
医療現場における“急性期”“回復期”のリハビリは、診療報酬の規定により、事実上、最長180日までの日数制限があります。
つまり、ご自宅に戻ってから行う“維持期”のリハビリは、“回復期”のリハビリで回復してきた運動機能を維持するための、とても重要なリハビリとなるのです。
何もしなければ、せっかく回復してきた運動機能が、また元に戻ってしまう場合が多いからです。
リハプライドでは、“回復期”のリハビリが終わってご自宅に戻られた方、また多くの要支援・要介護の方に、ドイツ生まれの医療用トレーニングマシンを使って、“パワーリハビリテーション”をご提供しています。
専門の教育を受けたスタッフが、「座る」「立つ」「歩く」という日常の基本的な動作に必要な筋肉を、“不活動筋”から元の“活動筋”へ戻すために、各ご利用者様に合わせたリハビリプログラムをご提供することで、実際にご覧いただきましたように、数多くの改善事例が生まれています。
ご自身やご家族、お知り合いの方に、要介護状態にある方がいらっしゃれば、ぜひリハビリの大切さと、そこにある希望をお伝えください。
介護に直面したら、リハビリがあります。
どうかそのことを、忘れないでいただきたいと思います。